プラス思考になりたければプラスのことだけを考えるな!
よくコーチはプラス思考と言われることが多いです。
確かにコーチングでは自分自身を肯定的に捉えることが大事です。
そうでなければクライアントを勇気づけたり行動を促したりできないからです。
勘違いされやすいのは、プラス思考というのはプラスのことや自分にとっていいことだけを考えているのではありません。
私もプラス思考の人はプラスのことだけ考えている人のことだと思っていました。
何かにチャレンジしていると必ずうまくいかないことが出てきます。壁にぶつかることだってあります。
いいことだけ、プラスのことだけを考えていたら乗り越えることができません。
マイナスのことも考えて、それが起こったときにどう対応すべきかを考えることも必要なのです。
つまり、私の思うプラス思考である人はプラスのこともマイナスのことも考えられる人だということです。
実はコーチングを学ぶと自然とこのプロセスが身につきます。
例えば、ありたい姿を明確にすることや課題が出てきたときにどのように解決すべきかを考えること、そこからどうやって行動していくのかを模索することです。
そして、うまくいかないことを想定しておいて、それに備えて対策を考えることが必要です。
あまり考えたくないマイナスのところですが、乗り越えていくためです。
たくさんのチャレンジをして、結果を出している人たちは、必ずこのプロセスをやっています。
その結果、あの人は何でもプラスに変えてしまうプラス思考の人だと言われるのです。
代表 鈴木